アンティーク家具は定期的にワックスで磨く
普段のお手入れは乾いた柔らかい布で
アンティーク家具を長持ちさせるためには定期的にお手入れをしなければなりません。普段は柔らかい布で埃が付かないように丁寧に乾拭きで拭き掃除を行いましょう。濡れたぞうきんを使うと家具を痛めてしまう可能性があるため、絶対に避けてください。彫刻などが細かい部分は綿棒などを使ってやさしくなでるようにすると埃をとりやすくなります。綿棒は決して濡らさないようにしてください。アンティーク家具のほとんどは木でできているため、毎日柔らかい布で拭いているだけでも美しさをキープできますが、できたら数か月に1回はワックスを塗るとさらに美しさをキープできるでしょう。家具の種類によって頻度は異なりますが、1ヶ月から3ヶ月に1回が平均的な頻度です。
ワックスをつけて家具を磨く方法
ワックスはアンティーク家具用のものを購入してください。ホームセンターで市販されているワックスとは成分が異なるため、必ずアンティーク家具用の物を利用しましょう。掃除をするときには埃をとるための布と、ワックスを塗り、塗ったワックスをふき取るための布、合計3枚の布と、綿棒あるいは使い終わった歯ブラシを用意してください。歯ブラシの硬さはできたら柔らかいものがいいでしょう。最初に埃取りの布で家具の埃をとりましょう。細かな部分は綿棒や歯ブラシを使ってください。
歯ブラシを強くあてると傷がついてしまう可能性があるため、やさしく歯ブラシで埃をかき出すようにしましょう。終わったらワックスをつけて全体的にまんべんなく磨きます。そのまま10分ほど放置し、表面が白っぽくなったらふき取り用の布でふき取ってください。
アンティーク家具をただ古いだけのものと思ったら大間違い、今は手に入らないような良質な材料が使われており、一度購入したら孫の代まで受け継ぐことが出来ます。他とは違う1点ものだからこその温かみもあります。